学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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日本語日本文学専攻では、7月30日(土)に修士課程2年生の研究発表会を開催しました。
現在修士課程2年生に在籍している3名が発表。日頃の研究の成果を発表しました。教員や学生からは、活発に質問やコメントが出されました。
今回のコメント等を刺激にして、学生は修士論文の完成を目指します。
あしなが育英会の八木俊介氏を講師に迎えて、7月9日に小講演を開催しました。
あしなが育英会が遺児のために、神戸市、仙台市、石巻市、陸前高田市で運営している「レインボーハウス」での経験をお話しいただきました。
また、レインボーハウスのモデルとなったアメリカでの実践もご紹介いただきました。
院生、学部生など参加者の震災体験を語り合いながら、傷ついた子どもへの支援と同時に、子どもを支える大人への支援もまた重要であることを学びあいました。
修士課程2年生による研究発表会を開催します。修士論文の完成に向けて、研究に励んでいる日頃の成果を発表します。
日時:7月30日(土)11時〜14時
会場:C-706教室
杉山登志郎氏(浜松医科大学医学部客員教授)を講師にお迎えし、発達障害をテーマに小講演(6月17日、研究所棟、院生対象)、教育研究所学術講演会(6月18日、メディアホール、公開講座)を開催しました。
教育研究所学術講演会には約300名の方が参加され満員となりました。
参加された方からは「子どものマイナス面ばかり見ていた自分を反省しました」「虐待と発達障害の関連を現場で痛感します」「弱者が自分の責任のないところで被害を受けないことが重要という意見に共感しました」という感想をいただきました。
建築設計技術演習Vおよび建築設計総合演習IIIの第1課題「歴史的遺跡の鞘堂」に関連して、大スパン架構の実例を見学しました。
始めにトラスと斜張橋の仕組みが折衷された、グランフロント大阪の南北館連絡通路を見学。橋の各部材の力の流れや働きについて構造専門の教員より詳しく説明を受けました。また雨水処理のディテールについても学びました。
続いて同建物北館9階テラスガーデンと8階の間に架かる、張弦梁を応用した屋外階段を見学しました。踊り場があるため上弦材が直線でなく2カ所で折れ曲がっている場合の力の流れなどについて解説を聞いた後、張弦梁を構成する部材のディテールについて観察・スケッチしました。
その後、JR大阪駅に移動し、アトリウム広場および時空の広場から立体三角トラスで構成された大屋根を見学。スライド工法による施工方法、100mのスパンを架け渡すためのトラスや構成部材のサイズ、支承部の油圧ダンパーの働きなどについて解説を受けました。
それぞれ異なる3種類の大スパン架構の原理、ディテール、施工方法を実地に学ぶことができ、各自の設計案を考える上で大いに参考になりました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
本課題では「闇と光」を主題とし、それらによってさまざまなモノの特徴が立ち現れる建築空間を提案します。
演習では非常勤講師の酒井先生が設計された大阪信愛女学院、神戸改革派神学校やさまざまな教会建築を事例に「闇と光」の設計手法に関する講義を受けました。それを踏まえて、各自の案のスタディを進めました。 25日には中間講評会を行い、学生一人一人がコンセプトで作成したマンダラートを展開させ、「かた」をもとに「かたち」を発表していきました。中間講評会を受けて、現在、各自で案の修正を行っています。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
本課題では「闇と光」を主題とし、それらによってさまざまなモノの特徴が立ち現れる建築空間を提案します。
建築設計総合演習では、すべてのプログラムで原寸大のスタディモデルを制作し、空間の大きさや質感を体感します。第一課題では光環境実験室に原寸大モデルを制作し、さまざまな光を照明により演出し、そこに実現される闇と光の空間を比較検討することで、空間から受ける力を体験します。その体験を踏まえて、甲子園会館の東側の林の中に小規模な建築空間を提案します。
第1回目は課題説明の後、まず全員で敷地調査を行いました。樹木の様子や周辺環境、光の入り方、甲子園会館との関係などを確認し、敷地が持つ場所性について各自が考察を行いました。その後、原寸大のスタディモデルの制作に取り掛かりました。このモデルはダンボールを素材とし、上部や側面から間接光を取り入れることができる形態です。全員で協力しながら、柱、梁、壁などの部材を切り出していきました。モデルは16日のFWで完成させ、18日の演習では、照明、太陽光、ろうそくなどの光をつかい、材料や空間を変化させ、スタディモデルの中にできる光と闇の空間を確認しました。
原寸大モデルの制作と並行し、案の検討を行いました。マンダラートの手法を使い、コンセプトから空間のイメージについて、全員の案を出し合いました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
大学院文学研究科(日本語日本文学専攻、英語英米文学専攻、教育学専攻、臨床心理学専攻)ではオープンキャンパス(入試説明会)を開催します。
皆さまのご来場をお待ちしております。
〈日 時〉 2016年5月20日(金) 16:30〜18:30
〈場 所〉 文学1号館8階 L1-804教室
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建築設計実務の授業に関連し、「沖田鉄工株式会社」と「森内邸」の見学へ行きました。「沖田鉄工株式会社」では、代表取締役の沖田様にご案内・ご解説をいただき、金属の加工作業を見学させていただきました。工場内では、大型レーザーマシーンによる板金の切断やプレス加工、鋼材の組立作業などを実際に見せていただきました。寸法の精度の確認やスパッタ除去などの工程も見せていただき、品質管理に関する考え方もご説明いただきました。
つぎに、「森内邸」を見学させていただきました。「森内邸」は宇澤先生の設計によって改修された住宅で、内部には自然材が使用されており、中庭の外装材には金属化粧板が使用されています。宇澤先生にご案内いただき、全体の空間構成から詳細部の納まりまで詳しくご解説いただきました。詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
文学研究科日本語日本文学専攻では、2月16日(火)9時より、修士論文発表会を開催しました。
修士論文を提出した5名の発表に、それぞれ活発な質疑が行われました。
18日(木)午後には口頭試問による論文審査が行われます。
生活環境学研究科・生活環境学専攻では、平成27年度の修士論文発表会を平成28年2月12日(金)13:00から開催しました。発表者は、修士論文の研究成果を30分の持ち時間で発表し、15分の質疑応答を行いました。
大学院生活環境学研究科生活環境学専攻の課程博士、学位申請論文について、下記のとおり公聴会を開催しました。
記
平成28年1月30日(土) 10時〜12時
和泉 志穂「ポストモダン・マーケティングの視点を取り入れたカラー・マーケティングの体系化に向けた研究」
池田 仁美「明治末期から大正期におけるミシン裁縫教育―シンガーミシン裁縫女学院の教育活動と実物教材の検討―」
直径約4mの木製骨組みに厚紙のジャバラの屋根/壁を持った自昇式パンタドーム方式のゲルを制作しました。1月28日の講評会では、10月末から取り組んださまざまなアイデアについてもプレゼンテーションをし、それらの集大成であるパンタゲルを実際に見ていただいて、川口衛先生からも講評とともに今後の取り組みについてもアドヴァイスをいただきました。またモーターを使ったプラスチック段ボール製のパンタゲルも実際にその躯体が上昇する過程を見ていただき、改良点についても意見をいただきました。詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
・ジャバラの屋根と壁を持ったパンタゲル(写真中央): このパンタゲルの内部には支柱を設けず、周囲からロープを引いて、屋根を持ち上げると、同時に屋根と壁のジャバラが広がってゲルが立ち上がります。夜間には内部に照明を仕込んで、大きな行灯のようにほのかな光でライトアップされます。
・プラ段を使った自昇式パンタゲル(写真右): プラスチック段ボール製のパンタゲルでは、屋根中心部分に小型のモーターを仕込み、梁からのワイヤを巻き取ることで躯体が上昇していきます。自重の軽減をはかるために、川口衛先生のアドヴァイスを受けながら、梁やインナーリングの一部を円形にくり抜いて、部材の強度を検討しています。
建築や都市のもつ歴史的、文化的価値について学ぶ建築設計論Uの講義に関連して、京町家秦家住宅を見学しました。まず奥庭に面した座敷に集まって、住まい手である秦様からお話を伺いました。薬屋であった家の歴史や、玄関棟を境に二棟に分かれる表屋造りという形式であること、町家では夏の風通しが非常に重視されており、閉鎖的な現代の住まいとは異なり、庭や表の通りと住宅内部とが縁側や格子によって連続的に繋がる構成となっていることなどについて詳しくご説明いただきました。また、奥に向かって公から私へと段階的に連続する構成が暗黙のルールとして共有されていたことによって、街区全体としての住環境がうまく保たれていたことなども教えていただきました。お話の後に自由に見学させていただき、各自気になった箇所のスケッチを行いました。最後に少し質疑応答の時間を持って見学を終了しました。当日は特に奥庭の山茶花の花と紅葉の色が鮮やかで、特徴的なガラスの入った障子越しに見る景色が美しく、庭によって季節の変化を日々感じているというお話を実際に体験することができました。詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
修士課程1年生による研究発表会を開催しました。1年生2名が4月に入学してから進めてきた研究の成果を披露。学生や教員からの質問にもしっかりと答えていました。今後の研究の進展が楽しみです。