学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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建築設計総合演習II「可動式組立機構を持つ紙管ゲルの制作」の講評会を、建築設計技術演習IIと合同で開催しました。まずは完成した紙管ゲルの見学会を行いました。その後スライドを用いて、今回の制作における設計や施工のプロセス、技術演習において行った演習の内容などを、各自が分担して発表を行いました。
個人単位で図面や模型を制作して設計提案を行うというこれまでの演習のやり方とは異なり、今回は全員の共同作業により実際のモノと格闘しながら原寸大の案を実現するという内容で、建築の実際がもつ、チームで取り組む側面やモノを扱う側面の難しさや面白さの一端を学ぶことができました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
H26年2月7日(金)9:45〜17:10に大学院臨床心理学専攻修士課程2年生の修士論文最終審査会が総合心理科学館で開催されました。
最終審査会へは、発表者の修士課程2年生をはじめ、修士課程1年生、臨床心理学専攻に進学予定の心理・社会福祉学科の大学4年生、なかには大学3年生や短大人間関係学科の学生も参加していました。
主査・副査の教員に限らず、フロアからたくさんのご指摘をいただきました。今回いただいた指摘をふまえ、修了したから“終わり”ではなく、様々な方にご協力いただいて得た貴重なデータを生かし、今後もさらに深く掘り下げて研究していってほしいです。
まずは、1週間後に控えた修士論文抄録集のまとめ直しからですね。審査会が終わってもなかなか一息つくことができませんが、院生の皆さん、もうひとがんばりです!!
建築設計論Uの講義に関連して、京町家 秦家住宅を見学しました。現在もこの家にお住まいの秦様より、住まい手の立場から、建物をはじめ、室礼の考え方や生活の中の公私の区別、季節と庭と生活が一体となっている様子などのお話をお伺いました。その後、各自が自由に建物内を見学させていただき、床に座った目線で空間を体感したり、スケッチをしました。最後に座敷でお茶とお菓子をいただき、京町家の空間をじっくりと味わいながら、京町家を維持していくことの大変さ、昔ながらの京町家の住まい手のコミュニティ、自然を感じて楽しみながら暮らすことの意義などについてお話を伺うことができ、自分達の生活を見直すきっかけとなる有意義な時間を過ごすことができました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。
スタディモデルから判明した改良点を図面に反映させて、いよいよ本格的に制作に取り掛かりました。土台を制作し、そこに三層のヒンジを持つ可動部を設置していきます。全ての可動部を土台に設置した後、頂部のコンプレッション部材を各可動部と接続して、軸部が完成しました。施工実習室のクレーンを使用して、頂部を引き上げて、問題なくゲルが立ち上がることを確認しました。パンタドーム構法を考案された非常勤講師の川口衞先生にも見ていただき、ご指導をいただきました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
平成26年1月16日(木)に、発達臨床心理学研究所と臨床心理学専攻の平成25年度第7弾コラボ企画として、総合心理相談室の『節分の飾りつけ』を行いました。
今回も臨床心理学専攻の1年生と2年生が相談室に通う子どもたちのために総合心理相談室の飾り付けをしました。また、総合心理科学館を利用する学生さんにも季節を感じてもらうため、総合心理科学館の学生専用入口にも節分の飾りつけをしました。
「鬼はそと!福はうち!」ということで、赤おに、青おに、お福さんを大きいサイズのものから小さいサイズのものまで折り紙で作りました。表情もひとつひとつ丁寧に描いたので、それぞれ個性があって見ているだけで楽しくなります。
第8弾は3月の『ひな祭り』です。次回も相談室に来る子どもたちが喜んでくれるような楽しい飾り付けをしようと思います。乞うご期待ください。
日本語日本文学専攻では、12月25日(土)の修士課程1年生の研究発表会に続き、大学院生と教員による懇談会を開催し、研究環境に関する諸問題について話し合いを行いました。
従来、日本語日本文学専攻では、研究成果を発表する場として大学院研究誌『かほよとり』を刊行していましたが、近年はその刊行が途絶えていました。今回の話し合いの中で、研究成果を活字にすることの重要性を再確認、『かほよとり』についても、近いうちに復刊を目指すこととなりました。
12月21日(土)10時から、神戸女子大学非常勤講師の藤田裕一先生をお招きし、「当事者の声をどのように福祉研究に結びつけるか-当事者が当事者を研究することの意味-」と題して小講演が開催されました。藤田先生はご自身が二分脊椎症を持つ身体障害者当事者として研究と実践に従事してこられ、当事者が当事者を研究することの利点だけでなく、独りよがりの研究になる可能性の危惧についても、ご自分の経験をもとにオープンにお話し下さいました。また藤田先生のこれまでの研究の成果も、当事者の声を研究に結びつける例として紹介されました。
参加した臨床教育学研究科の大学院生は、心理、福祉、教育など様々な分野の第一線で活躍する対人援助職でもあり、各々の立場から熱心に質疑応答に参加していました。臨床教育学研究科の小講演はアットホームな雰囲気で発表者との距離が近く、毎年参加者から好評を博しています。
日本語日本文学専攻では、12月25日(土)に修士課程1年生の研究発表会を開催しました。
大学院に入学してからの研究の成果を発表。教員や学生からは活発に質問やコメントが出されました。
発表者は今回のコメント等を刺激にして、修士論文の作成に向けて研究に励みます。
2013年12月21日(土)15:00〜17:00、中央図書館10階C-1006にて教育学専攻修士課程1年生による、修士論文構想発表会が実施されました。
院生3名は、各々の研究テーマでの問題意識や研究の目的・方法も含め、修士論文の構想を示しました。それに対し、教員や院生の先輩方から、多くのご質問やご意見、ご指導等を頂きました。
○発表題目○
・不登校による高校中退経験と「学校的価値」に関する研究―「自己資源化」の過程―(仮)
・知的障がい児のためのキャリア教育(仮)
・「学級内の相互行為」に関する研究―学校法人きのくに子どもの村学園の「プロジェクト」を事例として―(仮)
院生たちは、この構想発表会で得られた知見やアドバイスをもとに、これから修士論文を書きすすめていきます。
2013年12月18日(水)中央図書館棟10階C-1006にて、大学院教育学専攻進学説明会が開催されました。予定していた説明内容に加え、積極的に質問等を受け付けました。また、現役院生が研究内容や院生室での様子等、具体的な院生生活を語り、説明会参加者である学部生は自らの進路や将来像を描くヒントを得ることができたようです。院生生活の中で一番楽しい事は研究で、一番苦しいこともまた研究だとの院生の言葉に、学部生だけでなく教員も深く納得し、研究に対する姿勢も考えることができた会となりました。
教育学専攻では定期的に開催される説明会だけでなく、随時質問や相談等受け付けています。興味のある方は適宜お気軽にお問い合わせください。
平成25年12月24日(火)に、発達臨床心理学研究所と臨床心理学専攻の平成25年度第6弾コラボ企画として、総合心理相談室の『お正月の飾りつけ』を行いました。明日から相談室も冬休みに入るので、まだクリスマスは終わっていませんが、一足お先にお正月の飾り付けです。
今回も臨床心理学専攻の1年生と2年生が相談室に通う子どもたちのために総合心理相談室の飾り付けをしました。また、総合心理科学館を利用する学生さんにも季節を感じてもらうため、総合心理科学館の学生専用入口にもお正月の飾りつけをしました。
折り紙で、鏡餅、コマ、獅子舞・・・などを作ったのですが、これが難しい!!時間を忘れて頑張って作りました。鶴もスタンダードな鶴だけでなく、紅白鶴、鳳凰、折りは鶴、など色々な種類の折り方にチャレンジしました。
院生さんにとっても、少しは研究の合間の息抜きになったでしょうか?また子どもたちの反応が楽しみですね。
第7弾は2月の節分です。次回も相談室に来る子どもたちが喜んでくれるような楽しい飾り付けをしようと思います。乞うご期待ください。
本課題では、紙管を用いた原寸大のゲルを、全員の共同作業により手作りで制作します。その際、パンタドーム構法を学習し、それを応用した可動式組立機構を持つゲルを制作するものとします。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。 可動部の原寸スタディモデルを制作していきました。まずは作業の分担を決め、制作図を作成し、それに基づいて各自作業を進めました。木を切り出してヒンジ部などを制作し、それを紙管と接合させます。全体の平面形が楕円なので、複雑な斜めの加工が多く発生します。丁寧に寸法や角度を押さえながら、制作していきました。13日にはスタディモデルが完成し、クレーンで引き上げてみることで、可動の様子を確認することができました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
今回のテーマは、「教師の困難さと希望―若い教師たちの苦悩を見つめる」でした。保護司の経験者、退職後に高校の非常勤講師をしておられる方、看護学校の教師、地域住民、中学校教師などにお越しいただきました。
命を削ってまで働く教師の職にありながら、新採教員は「できていない感じ」を抱きつつ長時間過密労働に突入します。新採教員の困難は、社会人としてやるべき作業のできていなさとして映ります。周囲からのどんな言葉も、力の構造が明確な場合、教師を追い込む言葉となってしまうといいます。また、新採教員は、一つの失敗があったりすれば、すぐに「指導力不足」としてみられてしまう危険性があります。そのことに敏感になった新採教員は、何も語れず、思い切って子どもたちへの実践をすることができなくなってしまいます。石垣氏の報告には、現場の困難さが随所に感じられました。
その一方、自由に本音で話すことのできる大事さを中心とした「(仮)センセの放課後」という集まりが、石垣氏を中心に始められました。語らない職場が異常なのだと相対化できる場があることは、教師たちを支えました。職場で、至らない点も失敗も含めた話を語ることのできる空間は、なかなか創り出すことができませんが、教師に必要とされる喫緊の課題だと参会者ともども確認しました。現場の声に耳を傾ける貴重な機会となりました。
H25年12月14日(土)10:00〜14:45に大学院臨床心理学専攻修士課程1年生の修士論文構想発表会が総合心理科学館で開催されました。
構想発表会へは、発表者の修士1年生をはじめ、修士2年生、臨床心理学専攻に進学予定の心理・社会福祉学科の大学4年生が参加しました。学部生は卒業論文より先にある修士論文というものについて、少しはイメージをつかめたでしょうか?
多くの教員からもたくさんのご指摘もいただきました。ぜひ今回の指摘を今後の調査研究に活かしていってほしいです。
平成25年度修士課程1年生による研究発表会を開催します。入学してからの研究成果を披露し、次年度の修士論文へとつなげます。
日時:12月25日(水)14時〜16時15分
会場:C-802教室