武庫川女子大学
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大学院ニュース

学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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トルコ海外実習 13日目 「イスタンブール:エユップ、エミノニュ、ガラタ見学」[2013/10/16更新]

 本日はイスタンブールのエユップ、エミノニュ、ガラタを見学しました。エユップでは、まずイスラム教徒の聖地であるエユップスルタンジャーミィを見学し、スケッチをしました。その後ロープウェイで移動し、金角湾の絶景で有名なピエールロティを訪れました。エミノニュでは、イズニックタイルが美しいリュステムパシャジャーミィ、そしてガラタ橋のたもとにあるイェニジャーミィを見学しました。イェニジャーミィからガラタ塔へ向かう途上、全長573メートルの短距離地下鉄であるトゥネルに乗りました。ガラタ塔をスケッチしたのち、塔に登り、360°のイスタンブールの絶景を堪能しました。最後にイスタンブールの繁華街の一つであるイスティクラル通りを見学しました。イスタンブールが持つ様々な表情を学ぶことができた1日でした。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧下さい。

トルコ海外実習 12日目 「ビュユック島の大規模木造建築の見学」[2013/10/16更新]

 本日はビュユック島の大規模木造建築であるグリーク・オルファネージを見学しました。ビュユック島はマルマラ海に浮かぶプリンスィズ諸島の中で最大の島です。イスタンブールの中心から南東に位置し、新市街のカバタシュから船で約1〜2時間のところにあります。島内は原則として自動車が禁止されているため、移動は徒歩か自転車、または馬車となります。 港から馬車に乗り、さらに松林の山道をしばらく登ったところにグリーク・オルファネージがあります。東大寺に次ぐ世界最大級の木造建築と言われ、1898年に建てられました。5階建てで約2万平米の規模です。当初はホテルとして設計されましたが、ホテルとして使用されることはなく、孤児院として使用されました。現在は誰も使用することなく、廃墟となっており、保存修復の議論が長年行われています。これまで学んできたトルコの伝統的な住宅のデザインが各所に応用されており、それらの特徴を確認しながら各自スケッチを行いました。本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧下さい。

西宮のライトアップ・イベント「酒蔵通り 光の宴」で修士1年生によるレストラン「ウーバレ・ゴーデン」のライトアップと修士2年生によるパン タ・ゲルの展示を行いました![2013/10/16更新]

 10月1日(火)〜6日(日)にかけて、西宮市などの主催により「酒蔵のまち・西宮」の魅力を発信する「酒蔵通り 光の宴」が開催されました。このイベントに参加する日本盛株式会社より協力依頼を受け、酒蔵通りに面した、ウーバレゴーデン、酒蔵通り煉瓦館 および煉瓦館駐 車場を光りで演出するプロジェクトに、「日本盛×武庫川女子大学コラボプロジェクト」として、教員および大学院建築学専攻の学生が「甲子園会 館ライトアップ」で培ったノウハウを生かして参画しました。9月30日には修士課程1年生の学生が企画提案した、ウーバレ・ゴーデン「光の庭」の灯具設営と試験点灯 に参加しました。「光の庭」は期間中実施され、ウーバレ・ゴーデンの2階には建築学科学生の設計演習での制作作品を会場に展示しています。また、4日には 修士課程2年生の学制が設計演習で制作した「光のパンタ・ゲル」の展示のための組み立てと、修士課程1年生の企画した煉瓦館駐車場「光の演出 2013」の設営が行われ、いずれも5日・6日に公開されました。5日は「乾杯の日」として各参加酒造会社などで、酒文化を楽しむイベントが開催されました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 11日目 「ユスキュダルにおける保存修復実習」[2013/10/12更新]

 本日はユスキュダルで保存修復実習を実施しました。ユスキュダルはアジア側に位置し、古い建物が多く残っていることで有名な区です。ユスキュダル区役所のご協力を得て、約100年前の宗教施設の図面を元に作った区の集会関連施設、オスマン帝国時代の外国人学校の保存修復現場、保存修復事例としてドルマバフチェ宮殿と同じ設計者によって建てられたブルハン・フェレッキの邸宅、同じく保存修復事例としてスルタンアディルの離宮、そしてユスキュダル区の木工アトリエを見学させていただきました。ドルマバフチェ宮殿の工房、ユルドゥズ宮殿の工房、イスタンブールのクデッブ、そして本日のユスキュダルの事例を通して、トルコにおける保存修復プロジェクトの多様な拡がりを具体的に学ぶことができました。実習終了後は、ボスポラスツアーを体験しました。本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

臨床教育学研究科修士課程の中間発表会が終了しました。[2013/10/12更新]

臨床教育学研究科では、10月12日(土)に修士2年生の中間発表会を行いました。これまでの進捗状況の説明と、今後の見通し、修士論文の章立てなどを一人ずつ発表しました。教員からだけではなく、学生同士もお互いに質問をして有意義な時間となりました。今日の質疑やアドバイスを活かして、修士論文の完成へと向かっていきます。

トルコ海外実習 10日目「イスタンブール:ユスキュダルおよびベシクタシュ見学」[2013/10/12更新]

 本日は、イスタンブールのユスキュダルとベシクタシュでジャーミィ等の見学を行いました。アジア側のユスキュダルでは、「新しいお母さんのジャーミィ」という名前を持ち、当時のスルタンの母のために建てられたイエニ・バリデ・ジャーミィ、そしてミマール・シナンの作品の一つであるシェムシ・パシャ・ジャーミィを見学しました。ヨーロッパ側のベシクタシュでは、ドルマバフチェ宮殿の日常生活のための道具を集めた宮殿コレクション博物館、そしてミマール・シナンの作品の一つであるシナン・パシャ・ジャーミィを見学しました。夕刻はバフチェシヒル大学の屋上テラスにてサンセットのボスポラス海峡のスケッチを行いました。スケッチを通して、少しずつトルコの文化を学んでいます。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 9日目「クデッブにおける保存修復実習」[2013/10/10更新]

 本日はイスタンブールの市の組織で、木造建築を中心に保存修復を手掛けるクデッブKUDEBにて実習を行いました。まずはクデッブの概要について説明を受けました。その後工房へ行き、スレイマニエジャーミィのドアのレプリカ、実際に修復された建物の軸組模型、ゼイレック地区にあった約130年前の住宅のドアの修復等を見学しました。次に保存修復の事例の一つとしてクデッブのオフィスを見学しました。1850年ごろの海軍の権力者の住宅であったものを、クデッブのオフィスとして利用しながら時間をかけて修復しているとのことでした。その後、クデッブが改修したスレイマニエ地区の木造住宅を見学しました。クデッブでの実習終了後、近くにあるスレイマニエジャーミィを見学しスケッチしました。夕食はセマ建築デザイン学部長にご招待をいただきました。非常においしかったです。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

9月28日に修士1年生 フィールドワークVBで「学校教育センター・看護学部新校舎計画敷地周辺」を見学しました![2013/10/10更新]

 建築設計実務I に関連したフィールドワークとして、現在計画されている武庫川女子大学 学校教育センターと看護学部新校舎、さらに阪神鳴尾駅の敷地周辺を調査しました。阪神鳴尾駅は武庫川女子大学の玄関口の一つであり、計画中の駅のホームからは学校教育センター・看護学部新校舎が見えることになります。今回は@43号線沿い、A線路沿い南側、B線路沿い北側、C鳴尾駅周辺、Dその他の5グループに分かれて写真撮影を行い、阪神鳴尾駅から中央キャンパスや新校舎への動線、周辺建物の規模や用途、敷地と道路や線路との関係、周辺の街並みなどを調査しました。調査内容についてはまとめて後日の授業で発表する予定です。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 8日目「ユルドゥズ宮殿における保存修復実習とドルマバフチェ宮殿の見学」[2013/10/10更新]

 本日はユルドゥズ宮殿の工房で保存修復実習を行いました。昨日のドルマバフチェ宮殿と同様に国立の工房で、ドルマバフチェ宮殿をはじめとするトルコ全土の国立宮殿を対象としています。貝殻細工の工房、家具生地の工房、家具仕上げの工房、木材加工の工房、家具装飾の工房、テキスタイルの工房、建具の工房、寄木床材の工房、金属加工の工房を見せていただきました。その後ドルマバフチェ宮殿の見学を行い、工房で修復されていた家具や建具の実際を確認することで、この2日間で学んだ保存修復関連知識のまとめを行いました。その後バフチェシヒル大学へ行き、夕焼け空のボスポラス海峡の風景等を味わいました。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 7日目「ドルマバフチェ宮殿における保存修復実習」[2013/10/10更新]

 本日はドルマバフチェ宮殿において保存修復実習を行いました。ドルマバフチェ宮殿は1856年に完成した宮殿で、現在は迎賓館として利用されています。付属の工房はドルマバフチェ宮殿だけではなくトルコ全土の国立宮殿をすべて対象としています。金属装飾の工房、ランプの工房、スタッコの工房、金箔の工房、絵画修復の工房、鉛の工房、本の修復の工房、陶磁器でできたストーブの工房を見せていただきました。また宮殿敷地内にある皇太子のための建物の保存修復現場も見せていただきました。特に天井修復の現場では、仮足場の上に登らせていただき、修復作業の様子を目の前で確認することができました。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 6日目「エディルネ見学」[2013/10/10更新]

 本日はギリシャやブルガリアとの国境近くに位置するエディルネを見学しました。かつてはハドリアノポリス(アドリアノープル)と呼ばれた街で、オスマン帝国の首都であった時期もありました。イスタンブールが首都になった後も、オスマン帝国の副都として重要な役割を果たしました。オスマンの建築家ミマール・シナンの最高傑作と言われるセリミエ・ジャーミィ、エディルネの町で現存最古のエスキ・ジャーミィ、修復建築事例の好例で音楽療法のための空間が特徴的なバヤジット2世の医学博物館等を見学しました。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧くださ。

トルコ海外実習 5日目「イスタンブール:アヤソフィア、トプカプ宮殿、スルタンアフメットジャーミィ見学」[2013/10/10更新]

 本日はイスタンブールのアヤソフィア、トプカプ宮殿、スルタンアフメットジャーミィを見学しました。ビザンチン建築の最高傑作で直径31mの大ドームを持つアヤソフィア、オスマン帝国のスルタンが居住したトプカプ宮殿、トプカプ宮殿内のイズニックタイルが特に美しいハレム、ブルーモスクと呼ばれるスルタンアフメット・ジャーミィをムラト先生の解説により見学し、それぞれスケッチを行いました。昨日イズニックでタイルの絵付けを体験しているため、ハレムのイズニックタイルを見たときは、感激もひとしおでした。イスタンブールの壮大な歴史の一端に触れることができた一日でした。なお本日もデモ等の問題はありませんでした。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページ
をご覧ください。

トルコ海外実習 4日目「イズニックタイルの制作体験ならびにソロズの歴史的木造住宅建築の見学」[2013/10/10更新]

 本日はイズニックの女性タイル作家であるメスデ先生のアトリエにて実習を行いました。まずはビザンチンからセルジューク、そしてオスマン帝国に至るイズニックタイルの歴史、そしてそれぞれの時代のタイルの特徴について説明を受けました。また実演を交えながらイズニックタイルの作り方、イズニックタイルの特性などについても説明を受けました。その後、このアトリエで働く4人のスタッフの方々にお世話になりながら、各自机にすわり、12cm角タイルの絵付け体験を行いました。タイルに木炭で下絵を転写し、黒絵具でその下絵をなぞっていきます。線画が完成したら、コバルトブルーやトルコブルー、イズニックの赤などの色をつけて完成します。非常にアットホームな雰囲気で、学生たちはスタッフの方々とすごく仲良くなりました。
 イズニックからイスタンブールに帰る途中、ソロズという町にある歴史的木造住宅建築を見学しました。この建物は少なくとも築150年以上と言われ、木造軸組みを基本としていますが、下部は自然石の組石構造を組合せ、上部は煉瓦を積み上げて壁を構成しています。ジュマールクズクでも見られたようなトルコの伝統的な住宅建築の構成ですが、4階建てという大規模のものは非常に珍しいです。建物自体の見学ののち、丘の上からソロズの村全体の風景も俯瞰しました。
 その後イスタンブールに戻りました。なお、心配されたデモ等の治安は、今のところ全く問題ありません。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 3日目「ブルサ見学」[2013/10/10更新]

 本日はオスマン帝国最初の首都であるブルサを見学しました。まずはじめに、約700年の歴史を持つ伝統集落のジュマールクズクを見学しました。「ジュマール」とは金曜日に由来し、金曜日に周辺の村の人々がこの村のモスクに集まってくることからこのような名がつけられました。この集落は最近10年ほどの間に注目されるようになり、今では建物の保存修復も多く行われています。迷路のような街路を散策し、内外空間が融合するテラス空間で昼食を取りました。その後、ブルサの中心市街へと移動し、隊商宿のコザ・ハン、「大きい」という意味を持つウル・ジャーミィ、「緑のお墓」という意味を持ちメフメット1世が眠るイェシル・トュルベ、「緑のジャーミィ」という意味のイェシル・ジャーミィを見学しました。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

トルコ海外実習 1、2日目「バフチェシヒル大学訪問」[2013/10/10更新]

 2013年4月26日(金)に、建築学科・建築学専攻修士課程(6年)は日本で初めて建築系学士 修士課程 プログラムとして日本技術者教育認定機構(JABEE)の認定を受けました。これにより建築学科・建築学専攻修士課程(6年)の教育は、国際 的な建築教育 基準であるUNESCO-UIA建築教育憲章に対応するプログラムとして正式に認められました。そこでは地域固有の、そして世界の多様な生活 や文化などに 深い洞察のある人格を養い、グローバルで国際的な活躍ができる建築家を育成します。この教育目標の一環として、  2008年12月に締結したトルコ・バフチェシヒル大学との間の一般交流協定に基づき、2010年度から、建築学専攻修士課程の大学院生と教員が約半月 間先方を訪れ、授業の一環として保存修復関連の実務訓練を行う海外実習を開始しました。 今年度も、2013年10月1日(火)から10月17日(木)の17日間、修士1年生14名が建築設計実務I、建築保存修復インターンシップ の授業の一環 として同様の実習を行います。
 関西国際空港を1日の夜に出発し、イスタンブール・アタチュルク国際空港に2日の早朝に到着しました。空港ではバフチェシヒル大学建築デザイン学部のムラト副学部長に出迎えていただきました。大学のバスでまずホテルに行き、ホテルで休憩をとった後、バフチェシヒル大学へ向かいました。大学到着後、キャンパス内をムラト副学部長、シネム助手の案内で見学しました。セマ建築デザイン学部長、そしてシェナイ学長を表敬訪問しました。あいにくの雨模様で非常に寒い一日でしたが、バフチェシヒル大学の方々に暖かく迎えられ、国際交流の醍醐味を味わうことができました。長旅でしたが、皆元気です。
 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。

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