学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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平成27年度修士課程1年生による研究発表会を開催します。研究に励んでいる日頃の成果の発表です。多くのみなさまのご来場をお待ちしております。
日時:12月9日(水)16時30分〜17時45分
会場:C-702教室
修士課程の学生は、2月に修士論文を提出し、修士論文発表会を行いますが、その仕上げを前に、指導教員以外の教員からも指導が受けられるように、「中間発表会」を毎年行っています。
平成27年度の発表会は、11月14日(土)の午後に行われました。パワーポイントによる研究成果を発表したあと、質疑応答を行いました。教員たちから有益な質
問やコメントが出されました。これらを参考に、対象院生は、さらに研究を深め、修士論文の仕上げに入っていきます。
「建築設計総合演習U」および「建築設計実務T」の参考事例として、カトリック宝塚教会を訪れました。カトリック宝塚教会は建築家・村野藤吾による設計で、教会の屋根や外壁、聖堂内部は鯨をモチーフとして曲面で構成されています。はじめに森本講師の案内で教会の外周を回り、外観の見学をしました。つぎに案内ボランティアの岡本様より、教会の概要や、建築家 村野藤吾の設計意図などをご解説いただきました。また聖堂内部では、内部の空間構成、自然光の取り入れ方、家具のデザイン、音響効果、施工方法、修繕方法などについて詳細にご説明いただきました。その後、各自で外観および聖堂内部のスケッチをし、細部の実測や照度の計測をしました。 詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
2015年10月24日(土)10:30〜12:30に、「発達障害の世界から-これまでの経験から感じたこと-」と題して、小講演を行いました。今回は、当事者のAさんにお越しいただき、これまでの様々な経験について語って頂きました。小・中学校などの学校の先生との関係や、友達づきあいなど、当事者ならではの視点をお聞きしました。Aさんは幼稚園、小・中学校、高校、大学などと時間軸を明らかにしながらこれまでの困難や苦労を分かりやすく語ってくださいました。このため、現場で働く臨床教育学研究科の大学院生は、大人からの視点で良かれと思ったことがそうではないこともあるということを実感でき、教えていただいたことが多くありました。
また、Aさんは淡々と語られましたが、目標を高く設定しすぎるために常に自己評価が低く満足感を得られたことがほとんどないということや、長年にわたり睡眠障害に苦しんでいたため社会生活ができないのではないかと不安を抱えていたことなど、どのエピソードも一言では語れない深い苦しみから得られた経験をお話しくださいました。
司会の石川道子先生と長年の関係性がある中での今回のお話でしたが、お互いに新たな発見もあったようです。最後には、苦しい時に自暴自棄にならないように「ストッパーの役割をしてくれる斜めの関係の人」が大切ではないかというご提案を参加者で共有しました。時間の都合上、今年から就労されたAさんの「仕事に関するお話」までを聞くことができませんでした。また、続きのお話を伺う機会をいただきたいとお願いをして、和やかに終了しました。
建築設計実務Tで題材とする阪神鳴尾駅を見学しました。初めにコンコース階の駅員室外装、床タイル、階段、便所などを見学し、階段より3月に完成した下りホームに上がりました。ホームでは、プランクシートや待合室、エレベーターシャフト、手摺、照明、配管ラックなどの設備、サインなどのデザインやディテールを見学してから、8月に実施した夏季における下りホームの温熱環境調査に続き、秋季における温熱環境調査を実施しました。その後、改札を出て外観の柱廻りや樋、雨覆いなどを見学、スケッチしました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
2015年3月に武庫川女子大学大学院生活環境学研究科課程博士「情報メディア学」の学位を取得した白井詩沙香さん(現生活環境学科助教)が発表した博士論文「学習支援システムにおける数式入力改善に関する研究」が、情報処理学会の学会誌「情報処理,Vol.56 No.9,2015」にて、全国の2014年度に発表され博士論文の中から、メディア知能情報領域における優れた博士論文(12本)の一つとして推薦され、内容が紹介されました。詳細
大学院の建築設備設計論に関連した事例として、グランフロント大阪B棟及びC棟の設備設計や環境計画について、その計画・施工を担当された竹中工務店の石高副部長に説明を伺いながら、屋上から地階まで、さまざまな設備関連書室を見学させていただきました。またコーナーヴォイドなどを生かした自然換気の方法や処理した排水の再利用など、これからの建築計画にとって重要な環境との関わりについても、具体的に教えていただくことができ、有意義なフィールドワークとなりました。詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
7月27日に「膜屋根による半屋外遊技場があるこども館」の講評会を実施しました。設計案の全体模型と部分模型、配置図、平面図、立面図、断面図、矩計図、展開図、透視図を用いて発表し、学生1名の発表に対して教員2名が講評するという流れで進行しました。 教員の講評では、建築と自然との関係、子どもの遊びの捉え方とそれに対する提案から、膜の張り方やスペースフレームの構造、基礎の設計など技術的な問題まで、多様な観点から指摘がありました。詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
大学院文学研究科(日本語日本文学専攻、英語英米文学専攻、教育学専攻、臨床心理学専攻)では、次のとおり入試説明会(オープンキャンパス)を開催します。
皆さまのご来場をお待ちしております。
平成27年8月8日(土)午後1時から
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「建築法規特論」の講義に関連したフィールドワークとして,福島先生のご指導で,「都市の活力と潤いのある発展を目指した地域の拠点施設としての建築プロジェクトを観ることにより,法治国家における各種法令の連携の成果とその制度,仕組を学ぶ」ことを目的として実施されました.日生球場跡地に事業コンペを経て,今年の4月に開業した商業施設「もりのみやキューズモールBASE」を見学しました.見学に先立って,設計者である竹中工務店設計部の藤原様より,事業コンペからのプロジェクトの概要についてご説明をいただきました.地域の拠点としての役割を担う商業施設を,各種法令のしくみを適切かつ,たくみに運用することによって実現するプロセスを知ることができました。敷地を2つに分割することによって得られる延べ床面積,避雷針をなくす,機械排煙をなくす, 1,2階を避難階にする,オープンモールの採用等,さまざまな手法をご紹介いただきました.また,本プロジェクトならではのエアートラックについても,採用の背景,設計上の留意点等も興味深い内容でした.その後,ご説明にあったさまざまな手法が具体的にどのように建物に活かされているのかを,現地で確認しながら、補足説明を伺うことができました.見学終了後,会議室にて,「敷地を2つに分割することが,法令とどのように関連するか」について等の学生の質問に対して,藤原様,野口様,佐倉様から,さらにわかりやすくお答えいただくことができました.
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください.
加古川ウエルネスパークの「五感の森」を見学しました。加古川ウエルネスパークは心と体のバランスを取るために五感を刺激することをコンセプトとし、8万平米の敷地に「五感の森」が広がり、その中にウエルネスセンター棟、図書館棟、音楽ホール棟が配置されています。ランドスケープ設計を担当された森山明先生(日建設計 プロジェクト開発部門 都市デザイングループ ランドスケープ設計部 技術長)にご案内いただき、「五感の森」にあるハーブの丘やラベンダーの丘、ピクニック原っぱ、調整池を兼ねた水辺の生き物池、瞑想の森、霧の谷を巡りました。草花や樹木の名前を、実物を見ながら教えていただくとともに、樹木選定のポイント、地形の捉え方、ビューポイントの設定手法、調整池の考え方、建物内からの見え方など、設計者ならではの視点から「五感の森」の設計ポイントを詳細に解説していただきました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
日本語日本文学専攻では、7月4日(土)に修士課程2年生の研究発表会を開催しました。
現在修士課程2年生に在籍している7名が発表。日頃の研究の成果を発表しました。教員や学生からは、活発に質問やコメントが出されました。
今回のコメント等を刺激にして、学生は修士論文の完成を目指します。
修士課程2年生による研究発表会を開催します。修士論文の完成に向けて、研究に励んでいる日頃の成果を発表します。
日時:7月4日(土)13時45分〜17時45分
会場:C-803教室
6月20日に建築設計総合演習I「地球環境に配慮した組バラシ自由な建築」の講評会を実施しました。建築設計技術演習I との合同講評会です。中間講評会に引き続き、スペースフレームの講義をしていただいた野田 範昭先生(太陽工業株式会社 TM事業部 設計課)をお招きし、多数の教員が参加しました。参加学生全員が設計案の全体模型と部分模型、配置図、平面図、立面図、断面図、矩計図、展開図、透視図を用いて発表し、学生1名の発表に対して教員2名が講評するという流れで進行しました。
教員の講評では「スペースフレームの屋根を使った計画にもっとバリエーションがあったら良かった。新しいスペースフレームのシステムを提案してほしかった。」「建築計画全体のコンセプトをもっと明確にすべき」「地球環境と建築環境を短絡的にとらえている。もっと光、風、水などについて深く考えてほしい」「量的な条件の設定が不十分」「建築を支配するものには、目に見えてお金で買えるものと、目に見えなくてお金で買えないものがある。目に見えないものに対する配慮が欠けていものが多かった。真冬と真夏にどういう風に利用ができるのか。」「組バラシということについての説明が不十分。」などのコメントをいただきました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
2014年度の建築設計実務IIで題材とした武庫川女子大学 武道館の現場を見学しました。初めに現場事務所でこれまでの施工の流れについて清水建設よりパワーポイントにて説明を受け、現場へ移動しました。2階では耐火仕様の軽量鉄骨壁や軽量鉄骨天井下地、天井内部の配線、配管、ダクト、EPS内部のラックや分電盤の施工状況及び納まりを見学しました。1階ではエントランス周りの断熱材吹付の状況や仕上前の下地の施工状況を確認しました。1階柔道場は2層吹抜の大空間です。ここでは上部梁と柱の接合部や、周囲の二重壁内部に設置する空調、上部デッキプレートに設置する照明などについて説明を受けました。その後現場事務所へ戻り、質疑応答を行いました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。