学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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建築学専攻博士課程1名、修士課程3期生13名が、3月20日学部と大学院の6年間の修了を迎えました。午後2時より中央キャンパス日下記念マルチメディア館メディアホールで、建築学専攻博士課程の学生が学位記を受け取ったのち、修士課程の学生代表が修了証書を受け取りました。続いて、生活環境学研究科での修了証書授与式では全修了生に学位記が手渡されました。その後、上甲子園キャンパス甲子園会館西ホールに移動し、建築学専攻でのJABEE認定教育プログラムの修了証授与式が行われ、名前が読み上げられた学生から修了証を受け取りました。次に教員・職員の代表からお祝いの言葉、専攻長からのお祝いの言葉、保護者代表挨拶の後、修了生一人一人が6年間の振り返り一言ずつ感謝の言葉が述べられました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
H26年3月20日(木)に大学院の修了式がありました。臨床心理学専攻14期生17名が巣立っていきました。修了式のあとの修了ガイダンスでは、担任の西井教授から1名1名に学位記が授与されました。あっとゆう間の2年間でしたが、濃い2年間となったことだと思います。今年の10月には、臨床心理士の試験が待ち受けています。慣れない仕事をしながらの受験勉強は大変かと思いますが、ぜひ頑張ってください!!そして、困ったことがあればいつでも母校に戻ってきてください。いつでも温かく修了生を向かえます。
「シルクロードの文化と歴史」と題しまして、第一線でご活躍されている5人の先生方をお招きし、シリーズで研究会を行います。最終回の今回は、東京文化財研究所の山内和也先生にお越しいただき、『中国新疆ウイグル自治区の遺跡』というタイトルでご講演をいただきました。
シルクロードの主要な3ルートである「天山北路」「天山南路(西域北道)」「西域南道」の位置関係を確認したのち、中国・新疆ウイグル自治区の遺跡のご説明をいただきました。2000年以上前の前漢時代に作られたと言われるキジルガハ烽火台、トルファン郊外にある玄奘ゆかりの高昌故城、同じくトルファン郊外にある交河故城、かつてはビシュバリクとも呼ばれた北庭故城、新疆ウイグル自治区で最大の石窟であるキジル石窟、クチャ最大の仏教寺院であるスバシ故城などの遺跡を、その保存修復の状態を含めながら、そしてご自身の様々な体験エピソードを交えながら解説をいただきました。ご講演の最後には、交易の側面のみならず人々の生活や自然を含めて総合的にシルクロードをとらえていく必要性を教えていただき、会を終了いたしました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
H26年3月9日(日)に総合心理科学館で第17回武庫川臨床心理学研究会を開催しました。武庫川臨床心理学研究会とは、現役の臨床心理学専攻の院生が主体となり、臨床心理学専攻の教員・修了生(臨床教育学専攻博士課程(臨床心理学分野)の院生も含む)をまねいて開催する研究会です。今回は総合心理科学館移設後初となる久しぶりの研究会となりました。急な開催であったにも関わらず、41名の教員・修了生・在学院生が参加しました
今回は、本専攻の石川道子教授が『小児科医の立場から臨床心理士に求めること-発達障害Q&A-』と題して、発達障害についてご講演いただきました。医師の立場から、臨床心理士と共働することのメリットや、発達障害について具体的な例をあげながら分かりやすく説明していただきました。
講演会後は、修了生から院生への“キャリアパス”をテーマに小グループに分かれて交流会を行いました。院生は修了後の就職、各領域の仕事内容など修了生にたくさん質問できる場となりました。また院生だけでなく、現場で1人職場である修了生や臨床経験の浅い修了生も先輩に話を聴いてもらい、それぞれの職場での悩みを共有する場となりました。
交流会後には総心館の見学会を開催しました。修了生からは「こんなに施設が充実してるなんてうらやましい!!」という声や、プレイルームのおもちゃを見て「院生のときにこれ使ってた」などと懐かしむ声が聞かれました。
今後も、この研究会が院生・修了生の交流の場、修了生が帰ってこられる場としてあり続けたらと思います。
日本語日本文学専攻では、3月8日(土)に博士後期課程の研究発表会を開催しました。
博士後期課程在学生2名が日頃の研究成果の一端を発表。教員や学生からは、活発に質問やコメントが出されました。
学生は博士論文の完成を目指して、今後も研究を続けます。
「シルクロードの文化と歴史」と題しまして、第一線でご活躍されている5人の先生方をお招きし、シリーズで研究会を行います。
第4回目の今回は、龍谷大学教授の入澤崇先生にお越しいただき、『玄奘・スタイン・大谷探検隊』というタイトルでご講演をいただきました。
前半は玄奘三蔵の旅の軌跡を追いながら、中国・新疆ウイグル自治区のトルファン郊外にあるベゼクリク石窟、クチャのキジル石窟、アフガニスタンのバーミヤーン石窟などの解説をいただきました。そこでは燃燈仏授記、捨身飼虎などの物語やそれらの図像、仏教が現地信仰と交じり合う様子、石窟探索、仏教の西域伝播、そして仏教とイスラム教が共存していたことを示すバクトリア語碑文などをご紹介いただきました。後半は、玄奘を尊敬して止まない東洋学者スタインの活動の様子、そしてスタインなどに刺激を受けて、後に浄土真宗本願寺派の第22世宗主となった大谷光瑞が組織した大谷探検隊の活動の様子をご説明いただきました。玄奘、スタイン、大谷光瑞たちが持つ壮大な世界の見方に圧倒されました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
「シルクロードの文化と歴史」と題しまして、第一線でご活躍されている5人の先生方をお招きし、シリーズで研究会を行います。
シリーズ第3回は、イランを含む西アジア各地で考古学調査にかかわっていらっしゃる中部大学の西山伸一先生をお招きし、考古学的視点からみたペルシア帝国についてご講演いただきました。 前半では、ご講演の目的、ペルシア帝国の概要、シルクロードとペルシアの関係、シルクロードを通した日本との結びつき、ペルシア時代の考古学研究の現状、アケメネス朝ペルシア帝国の歴史をご紹介いただきました。 後半では、ペルシア帝国の「心臓部」であるファールス州の調査成果について議論されました。まず世界文化遺産にも登録されているペルセポリス遺跡とパサルガダエ遺跡を取り上げ、王都の建築、美術、意義等についてご紹介いただきました。さらに、日本イラン合同調査団が実施したボラーギー渓谷およびパサルガダエ平原の考古学踏査について、遺跡の種類と分布状況を遊牧民の移動経路と比較することで類推できるアケメネス朝の成立過程についてお話いただきました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
2月13日(木)・14日(金)と、2日間にわたる国際セミナーが行われました。講師のデブラ・ペプラー教授(カナダ・ヨーク大学)からは、「カナダにおけるいじめの状況とその研究」というご講演を通して、いじめが子どもに与える負の影響、実際の映像を使ったいじめの臨床像、そしていじめに対する「関係性」の恢復など、教育研究所スタッフ、大学院臨床教育学研究科院生との研究的交流を深めることができました。とくに、いじめを人間的な関係性のなかでとらえる研究構想とその実績は、参加者からも興味関心に響く内容であったと感想が寄せられました。
今回から、2日間の国際セミナーとして、全体講演・集中講義を行い、社会人院生が抱える学校現場や援助現場での問題を国際的な視点で交流することができました。また、社会人院生が通う大学院の重要性を、カナダと日本における援助者養成の立場からも、確認しあうこともできました。
教育・援助現場でおられる一人ひとりの問いを、海外講師、研究科スタッフとが交流できる国際セミナーを、これからも心がけていきます。
「シルクロードの文化と歴史」と題しまして、第一線でご活躍されている5人の先生方をお招きし、シリーズで研究会を行います。
シリーズ第2回はインド美術史をご専門とされている宮治昭先生を講師に迎え『ストゥーパ・女神・リンガ ―生と死、性と聖のインド世界―』というタイトルでご講演いただきました。宮治先生には昨年秋に特別公開講演会でバーミヤーンの石窟と壁画についてお話しいただいています。今回はインドの仏教とヒンドゥー教にみられる両義性について豊富な写真や図解を用いてご説明いただきました。
前半は仏教に関連し、仏教以前からあったチャイティヤ(聖樹、聖柱)崇拝、「死」と「生」の象徴であるストゥーパ、ストゥーパの塔門と欄楯(らんじゅん)に施された女神の彫刻について、後半はヒンドゥー教に関連し、リンガ崇拝と女神信仰、カジュラーホ寺院を中心にヒンドゥー教寺院に彫刻された女神についてご教示いただきました。講演後、ストゥーパの欄楯に彫刻が施された理由、陶板に描かれた天女、細密画、ヒンドゥー教建築、仏塔とストゥーパの比較など、活発な質疑応答が展開されました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
2月22日(土)、平成25年度末に修士論文を提出した11名の院生の発表会が、大学院臨床教育学研究科院生の会主催で自主的に開かれました。発表内容は、今日の学校教育や子ども支援の諸問題、教師の研修に関する課題、看護師の専門性や養成、早期離職の課題など多岐にわたりました。いずれも、社会人院生が現場と研究の場を行き来しながら、それぞれの直面する課題について論究した成果でした。参会者からも研究方法や論文執筆への取り組み手順などの質問はもとより、臨床教育学のあり方や社会的課題に迫ることの意味など深い論議が交わされました。
「シルクロードの文化と歴史」と題しまして、第一線でご活躍されている5人の先生方をお招きし、シリーズで研究会を行います。第1回目の今回は、考古学をご専門とされている金沢大学准教授の有村誠先生にお越しいただき、『アルメニアの文化遺産最新事情 -コーカサスの文化と歴史-』というタイトルでご講演をいただきました。
まずはコーカサスの地理的特徴をご説明いただきました。そしてコーカサスで確認される旧石器時代の人類拡散の足跡、新石器時代における農耕牧畜社会の起源とその拡散、新石器から銅石器時代におけるワインの起源、青銅器時代のクラ・アラクス文化、鉄器時代におけるウラルトゥ帝国の興亡、ウラルトゥ帝国滅亡後のアルメニア民族の起源という、歴史の大きな流れを示していただきながら、それぞれの時代のアルメニアの文化遺産について、貴重なご教示をいただきました。その後の質疑応答では、シルクロードとアルメニアとの関係などの議論が活発に交わされました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
文学研究科日本語日本文学専攻では、2月18日(火)午前中に修士論文発表会を開催しました。
発表者は修士論文を提出した5名。緊張しながらも、これまでの研究成果について発表を行いました。
午後には口頭試問による論文審査を行いました。
平成25年度修士論文・修士設計の発表会が行われました。建築学専攻修士2年生にとって、6年間の集大成となる場です。岡?専攻長の冒頭のあいさつに続いて、前半は論文5編、後半は設計8作品が3つのセッションにわたって発表されました。論文では戸建住宅の省エネルギー、自閉症児の空間といった観察や実験を踏まえたものから、都市の市街地の機能の変遷、三輪山の景観構成、精神科病院の立地といった場所の特性や歴史的変遷をテーマとしたものまでさまざまな研究成果が発表されました。一方、修士設計は、家族構成の変化をテーマとした住宅、被災者の移住と限界集落の活用、洞窟における光のミュージアム、フィールドワークで見学した庭園にヒントを得た中庭のあるオフィス、マンションリノベーションの提案、奧をテーマとした六甲の計画、ガラスの特性を生かした建築など、こちらも様々な作品が発表されました。専任と非常勤の教員、同級生、後輩たち、保護者の皆様同席のなか、これまでの勉学の成果を披露しました。先生方からは、厳しい講評、さらに考慮が必要な点など、今後へ繋がるアドバイスをいただきました。総評では、すべての先生方から一言ずつ、社会に出てからも勉強をし続けるように、設計するうえで必ず求められることに対応しながら、一方で自分の内面にある個性は必ず大切にするように、といった励ましの言葉が送られました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
生活環境学研究科・生活環境学専攻では、平成25年度の修士論文発表会を2月17日(月)15:00から17:50の時間帯に開催しました。発表者は4名で、それぞれが、2年間の研究成果を30分の持ち時間で発表し、10分の質疑応答を行いました。
平成26年2月13日(木)に、発達臨床心理学研究所と臨床心理学専攻の平成25年度第8弾コラボ企画として、総合心理相談室の『ひな祭りの飾りつけ』を行いました。
今回も臨床心理学専攻の1年生と2年生が相談室に通う子どもたちのために総合心理相談室の飾り付けをしました。また、総合心理科学館を利用する学生さんにも季節を感じてもらうため、総合心理科学館の学生専用入口にもひな祭りの飾りつけをしました。
今回も折り紙で、お内裏様さまとお雛さま、また立体的なぼんぼりまで挑戦して作りました。折り紙を折るのに集中しすぎて、あっとゆう間に時間が過ぎてしまいましたね。
M2さんは、2月7日に修士論文の最終審査会を終えたばかりです。でも、審査が通るまではまだまだ安心できません。そんな先輩の話をきくM1さん…修士論文に対して、じわじわ危機感がわいてきたようです。
H25年度としてのコラボ企画の飾り付けは今回で終了です。
次年度も相談室に来る子どもたちが喜んでくれるような楽しい飾り付けをしていきたいと思います。またコラボの飾り付けの時間は、M1・M2の交流の場としても有意義な時間となりました。授業としてではなく、このように先輩後輩が自由に話せる雰囲気もいいですね。
次年度もよろしくお願いいたします!!