学院のニュースや行事予定をお伝えします。
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日本語日本文学専攻の大学院生による、日本語日本文学専攻案内サイトを公開しました。
大学院紹介やコラムなど、もりだくさんの内容です。
学生目線の大学院案内、ぜひご覧ください。
http://mwnichibun-graduate-school.jimdo.com
3月7日午後、昭和女子大学より鈴木円准教授、昭和女子大学附属中学・高等学校より渡辺琴江教諭をお迎えして、大学教育研究会を開催いたしました。今回は、「私立大学附属中学・高等学校にける基礎学力向上の試み―国語力を中心に」と題して、昭和女子大学附属中学・高等学校の事例と取り組んだ背景、課題などについて、具体的な教材や資料を提示いただきながら話をしていただきました。
「読む」「聞く」「話す」「書く」ことを学年段階を追い螺旋的に進めている事例、そうした授業における基本コンセプトや授業に即した教材の工夫、中高それぞれに「昭和の100冊」と題した冊子を作るなど読書推進の試みなど、実に様々な工夫、積極的な取り組み事例が紹介されました。本学の附属中学・高等学校の先生方も参加され、活発な議論が行われました。
日本語日本文学専攻では、3月7日(土)に博士後期課程の研究発表会を開催しました。
博士後期課程在学生2名が発表。教員や学生からは、活発に質問やコメントが出されました。
学生は博士論文の完成を目指して、今後も研究を続けます。
日本語日本文学専攻では、3月7日(土)に博士後期課程の研究発表会を開催します。
博士後期課程在学生2名が日頃の研究成果の一端を発表します。
大学院建築学専攻修士課程の学生は、2年生後期に複数教員からなるゼミに配属され、ゼミ担当教員の指導の下、修士論文または修士設計に取り組みます。2月13日にその修士論文・修士設計の発表会が行われました。建築学科・建築学専攻の6年一貫教育の集大成となる会です。3名の教員より質問または講評を受け、適切な応答が求められます。午前中は修士論文計8本の発表があり、午後は修士設計計13作品の発表がありました。学生たちは、6年間積み上げてきたものを、この短い時間の中に凝縮して、精一杯発表を行いました。最後の総評では、教員より、「美」とは何か、という入学時と同じ問いを改めて問いかけられて自問自答するとともに、6年一貫の充実した全プログラムがこの発表会をもって終了となりました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページ
をご覧ください。
文学研究科日本語日本文学専攻では、2月17日(火)午前中に修士論文発表会を開催しました。
発表者3名が、これまでの研究成果をまとめた修士論文について発表を行いました。
午後には口頭試問による論文審査が行われました。
生活環境学研究科・生活環境学専攻では、平成26年度の修士論文発表会を平成27年2月16日(月)13:30から17:10の時間帯に開催しました。発表者は5名で、それぞれが、2年間の研究成果を30分の持ち時間で発表し、10分の質疑応答を行いました。
1月31日、「教師を語る会」を開催しました。教育学部の卒業生や臨床教育学研究科の修了生、地域の現職教師が参加され、教育現場での実感や課題をもとに意味深い交流ができました。講師の福井将道氏は、滋賀で若い教師どうしをつながりあう活動をしておられ、その報告を聞いたある若い教師は、自分も子ども理解の困難を抱えながら職員同士の関わりづらさも感じているのだと語りました。教師教育の課題は尽きませんが、多忙といわれる状況のなか、現職の教師・援助者が10数名も足を運んでくださり、時間が足りないほどの対話が生まれました。
臨床教育学研究科の教育課程の1つとして、臨床教育学にとって不可欠な臨床経験の場の提供があります。その代表となるものが修士課程1年生にゼミごとに行われる実地研究という授業です。
今年の河合ゼミの実地研究は、社会福祉法人以和貴会「むぎの穂第二保育園」の保育現場の参観を行いました。ここはモンテッソーリ教育に基づき、保育を行っている保育所です。モンテッソーリ教育では子どもの発達段階に応じた保育を行うという特色ある教育ということで、見学をお願いしました。縦割りクラス編成で保育が行われていますが、発達にあわせて年度の途中でも大きなクラスへと移行していくそうです。これは、子どもの関心や能力に応じた保育を考えてのことということでした。
参観したクラスは、どのクラスも静かで、子どもたちが一人一人興味を持っている材料と向き合っていました。アイロンがけをしている子、絵の具を塗っている子、床にマットを敷いて色々な図形を並べている子など、様々な遊びを通じて、自ら選び取り組むという活動をしていました。印象的であったことは、どの子どもも次の子が遊べるようにと後片付けをきちんとしていたことです。他者への思いやりとルールの修得、自立(律)が2〜3歳の子どもでも見事にできているということは驚きでした。園庭での外遊びでは大きな声がでていて、ただ単に静かなだけでないこともわかりました。これらの秩序が子どもの発達や安心感につながるということでした。
文学研究科日本語日本文学専攻では、2月17日(火)午前中に修士論文発表会を開催します。
発表者は修士論文を提出した3名です。
午後には口頭試問による論文審査が行われます。
建築設計論IIの講義に関連して、1月10日(土)に、京町家 秦家住宅を見学しました。最初に座敷で体のあったまる米麹の甘酒をいただきながら、現在もこの家にお住まいの秦様より、住まい手の立場から、秦家住宅の表屋造りの空間構成、1つの季節に1つの花が咲く庭と生活が一体となっている様子、自然の変化を感じて楽しみながら暮らすことの現代における意義、今は松の内で神様を迎えているように京町家では人間以外の存在を敬ったり意識して暮らしていること、などについてお話をお伺いました。次に、自由に建物内を見学させていただき、床に座った目線で空間を体感したり、スケッチしました。その後、座敷に戻り、電灯を消していただき、自然光のみによるほのぐらいい空間の美しさ、庭からの光でキラキラと美しく光る襖の丁子紋をじっくりと味わせていただきました。最後に、学生の質問に対して、京町家の住まい手は家紋は住宅の意匠には使わず嫁入り道具や祭りの時の幕に等につけること、奥にあるはなれが数寄屋風である理由、壁を傷つけないような掃除の仕方が自然と身に付いていること、についてお話を伺うことができました。
京町家の空間を実際に体験するとともに住まい手の秦様よりお話を伺うことができ、学生たちは自分達の生活を見直すきっかけとなる有意義な時間を過ごすことができました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
本課題では、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて取り組んでいきます。
ライトアップで「吊り行燈」を制作した経験を活かし、ケーブルドームの案を考えていきました。円形平面、三角平面、四角平面などのスタディを行ってきましたが、最終的に星形平面のドームを制作することとなりました。全員で議論しながら、ディテールの方針を決めて図面を制作するとともに、ケーブル部分については、まずは試作により検討を進めることとなりました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
2015年1月10日(土)に国際セミナーが開催されました。講師には、英国養子縁組里親委託協会のコンサルタントをされているChris Christophides氏をお招きし、「ライフストーリーワークの実践と課題」というテーマで講演していただきました。また、通訳兼講師として、鵜飼奈津子教授(大阪経済大学)にお力添えいただきました。セミナーには、50名近い参加者が集まり、今日、日本の児童養護施設などで広まりつつある「ライフストーリーワーク」の意味と、そのイギリスでの取り組みを具体的視点を交えて学びあいました。私たちは、自己に関する物語をもって生きています。幼いときに親から子へと伝え聞いた自分にまつわる物語は、やがて子どもが直面する「自分とは何か」といった問いに対する大きな支えとなります。養子と里親の関係は、そうした自己物語を伝え合う関係としても意味をもつことを、クリス氏は強調されました。イギリスでは、養子縁組が決まった子どもには、ライフストーリーワークを行うことが義務付けられていると言います。現場で活躍されるクリス氏ならではの、臨床性に満ちたお話を伺うことができました。
1月10日(土)に、大学院修士2年生による「修士論文・修士設計 中間発表会」が開催されました。大学院建築学専攻修士課程の学生は、2年生後期にゼミ配属がなされ、ゼミ担当教員の指導の下、各自が修士論文または修士設計に取り組みます。2月に最終発表会を予定しており、それに向けての中間発表を行いました。午前中は修士論文、午後は修士設計の発表を行いました。教員による講評はもとより、学生同士による活発な議論が交わされました。最後の総評では、「修士論文・修士設計は6年一貫教育の集大成であり、現在取り組んでいる論文や設計が、6年間受けてきた教育のどこに位置づけられるものなのか、もっと自省して取り組んでほしい」という、最終発表に向けての教員からの叱咤激励等がありました。
最終発表に向けて、いよいよ仕上げの時期に入ります。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。
本課題では、ケーブルドーム構造やサスペン・ドーム構造の原理を理解した上で、膜を用いたケーブルドームを、全員の共同作業により手作りで制作します。2月に講評会を予定しており、それに向けて制作に取り組んでいきます。
まずはケーブルと膜に馴染むことを目的として、12月6日(土)7日(日)の甲子園会館ライトアップのために「吊り行燈」を制作することとなりました。全員で議論を重ねながら案を検討し、紙管で作った三角フレームをケーブルで引っ張り、その周りに膜をはり、中に照明を仕込み、上甲子園キャンパス内の樹木に設置して完成しました。甲子園会館ライトアップ当日には、竹林の奥の暗闇に浮かぶ不思議な光の風景が出現し、多くの方々に楽しんでいただきました。
詳しい様子は、建築学専攻ホームページをご覧ください。